製造ブログ

2014年07月29日(火)
ウィーン菓子*ザッハートルテ


あっという間に7月も終わり、早くも8月に突入しますね。
各地で猛暑だ酷暑だ騒がれていますが、私も早くも夏バテ気味です…。

そんな夏はクーラーの効いた部屋でのんびり、お菓子の勉強はいかがでしょう?

今回紹介するのはウィーン菓子の代表と言っても過言ではないでしょう、ザッハートルテです。


歴史は古く1832年、フランツ・ザッハーが考え出したもので、
チョコレートをかけた濃厚な味わいに、甘酸っぱいアプリコットジャムの風味がきいたお菓子です。
ケーキ自体が甘いため、添える生クリームは砂糖は入れずに頂くのがウィーン風です*
是非コーヒーと共に召し上がって頂きたい一品。
コーヒーに生クリームを入れればウィンナーコーヒーになりますよ〜!


さて、お話を戻してこのザッハートルテをめぐって裁判が起こったことがあるのを知っていますか?
元祖はもちろん、フランツ・ザッハーが考え出したものなのですが、
他にデメルというウィーンの王室御用達のケーキ店にも同じものがあるのです。

ザッハートルテのレシピは門外不出とされたのですが、フランツの息子が創業したホテル・ザッハーが
財政難になったときに資金援助をしたデメルが代償にザッハートルテの販売権を得たのです。

それを皮切りに門外不出であったレシピは流出し、
ホテル・ザッハー側がデメルに対して商標使用と販売の差止めを求め裁判を起こしました。


その裁判は7年も続き、後にこの裁判は『甘い7年戦争』と呼ばれています。

裁判の結果、どちらも販売を認められたのですが、
その際デメルのものは『デメルのザッハートルテ』、
ホテル・ザッハーのものは『オリジナルザッハートルテ』として売ることになりました。


双方ともチョコレートをかけるのは同じで、
ザッハーのものはアンズのジャムを内部にも挟むのに対し、
デメルのザッハートルテは表面にのみ塗るという少しの違いがあります。

アルファはどっちのザッハートルテでしょうか?
正解は是非食べてみてくださいね*

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