パティスリーアルファ

焼きモンブランMont Blanc Grille

焼きモンブラン
ザ・広島ブランド

「ザ・広島ブランド」認定の大人気のロングセラー商品

2011年には、広島の特産品で特に優れたものに与えられる「ザ・広島ブランド」に認定され、正式に「広島のお土産」として認められました。

Process

焼きモンブランができるまで

焼きモンブランができるまで

1999年の夏の終わりに焼きモンブランが生まれました。
何かおいしくてお客様がビックリするような、でも、パティスリー(フランス菓子)として製法も伝統に従ったしっかりしたお菓子であり、オリジナリティのある焼き菓子やタルトを考えることに夢中で本を読んだり、神戸のパン屋さんに見学に行ったり、東京の有名店に行ってみたりしながら頭の中でイメージをふくらませていました。 その中で新たな材料や焼き型に出会うたびに狂喜し、いてもたってもいられず試作をし、皆で食べ、意見を聞いたりしながら生まれたのが焼きモンブランです。

タルトや焼き菓子、クロワッサン類の豊富な店として約20種類あるメニューの1つに過ぎませんでしたが、見た目のおもしろさやパリパリ・ザクザクの食感、中に丸ごと1つ栗が入っている事などがお客様に喜ばれ、初めは1日10~30個程だったのがシーズンによっては500~1000個買って頂ける商品になりました。

皮を型にはりつけ

1皮を型にはりつけ

まず皮の片面に植物性の油脂をぬります。はじめはバターでしたが、中に入れるケーキの生地にバターがたっぷりと入っているため食べたときしつこくなってしまうのでこのようになりました。その皮を中央に細かいしわをよせながら型にはりつけていきます。
この時、皮が重なり合う部分をより多く作ることによって焼きモンブランの命でもあるパリパリ感が長持ちするのです。この作業を意識してやらないと見た目には同じでも食感の損なわれる失敗作になってしまいます。

ケーキ生地の作成

2ケーキ生地の作成

中に入るケーキ生地を作ります。あまり多くは語れませんが、フィナンシェの作り方を参考に独自のレシピと製法です。
アーモンドの粉と粉糖、グラニュー糖をすり混ぜ卵を入れダマが出来ないようゆっくりしっかりとミックスします。この時人肌以上にするのがポイントです。

材料をなじませる

3材料をなじませる

最低一晩寝かせてすべての材料をなじませながら使用します。
最近発見した㊙製法ですが、バターを焦がす時にたえず混ぜながら乳しょう(バターの白い水分)がキツネ色位で止めて漉さずに全てを混ぜ込むことでより香ばしく風味が良くなります。

型に生地と栗を埋め込む

4型に生地と栗を埋め込む

そうして出来たケーキ生地をしわしわの皮の中に絞りいれ渋皮つきの栗を丸ごと1つ中央にうめ込み、型から余った皮で包んでさらに一晩寝かせてケーキ生地の水分と糖分を皮にしみ込ませます。そうすることで赤みをおびたおいしそうな「焼き色」と風味が生まれるのです。

オーブンに並べる

5オーブンに並べる

翌朝5時200℃に余熱したオーブンに1枚4×8=32個をバランスよく並べて入れます。これ以上並べるとオーブンの熱風がうまく型と型の間を走らずムラが出来てしまいます。

オーブン焼成

6オーブン焼成

オーブンに入れ数回の温度調節と焼き色を均一にするため前後上下を2回入れ替え冬場で50分・夏場で40分~43分じっくりと焼き上げます。

粉糖をふりかける

7粉糖をふりかける

焼き上がったらすぐに網に取って冷ましてから、モンブラン(白い山)のように粉糖をふりかけて出来上がりです。

包装

8包装

室温まで冷ました焼きモンブランを栗をイメージしたオリジナルの包装紙に乾燥シートを入れて、焼きモンブラン専用の包装マシーンで、出来立てを次々に包装していき、店頭に並べます。

完成

9完成

本店や販売店、各種イベントなどで販売しています。大量注文もご相談に応じます。

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